質問内容
硫酸アトロピンについて
6歳になる娘に弱視が見つかりました、
メガネを制作して半月になり、現在は眼科医の指導により、週二回の硫酸アトロピンとメガネ着用での治療を継続しておりますが、しかしネット検索による弱視治療においてこの硫酸アトロピンの連続使用による治療例は極めて少なく、多くの治療はメガネとアイパッチによる矯正が多く見られます、
アトロピン自体が麻酔薬と言うこともあって、このような麻酔の連続使用が効果はもとより視力や眼球に対してどのような影響を及ぼすのか、あるいは何の問題もないのかが分かりません、なにぶん神経に影響を及ぼす「麻酔薬」なもので、このような継続使用を果たして続けていいものかどうか心配です、
硫酸アトロピンについて教えてもらえれば幸いです。
質問への返信
子供のころ弱視でした
子供のこととなると心配ですよね。
私のところの子供も3才検診で弱視が発見され、現在先生のところで治療中です。
実は、私が遠視性乱視のため、子供のころ弱視でした。現在私は31歳ですが、私が子供のころは遠視の子供があまりいなかったのか?または片目だけですので、わかりにくかったのか・・・・・
小学校入学時に左目が視力が悪いということがわかり、片目近視では・・・といわれ、近隣の病院でもわからず、11歳のとき、大学病院で遠視ということがわかりました。
それから眼鏡を処方してもらい、家にいるときはアイパッチを出来るだけする。またドリルのようなものを処方され、それをした記憶があります。
眼鏡処方時は矯正視力で0.2、裸眼で0.1以下でしたが、現在悪いほうの目は裸眼で1.0。遠視の度も+1.5です。
遠視というのは視力の度よりも見え方が不鮮明な感じはしますが、日常は裸眼で生活しております。車も自由自在に乗り回しております。
11歳からの治療ですと相当手遅れだったのかと思いますが、奇跡的?回復した私のようなものもおりますのでがんばってください。
私も息子の目がよくなるようにがんばります。
パッチと同じ効果
アトロピンは副交感神経遮断薬です。
目薬として使うときは瞳孔括約筋を麻痺させて散瞳させる、瞳孔をひろげることが目的です。瞳孔の筋肉のみで体には影響はありません。一滴のみ点眼する、のどにいかないように、体に吸収されないように点眼後、目頭の涙嚢部を押さえること、この点注意してください。
散瞳すると其の眼はピントが合わせにくい状態、調節麻痺状態になっていますから、パッチと同じ効果があります。パッチもあわせて行なう。パッチの出来ない子、年長で時間がない、一日も早く効果をあげたい等の理由でアトロピンを処方されたとおもいます。
弱視の治療法のひとつとして普通に行なわれています。主治医から直接指導を受けて継続する、率直に心配な点があれば尋ねること。
参考になりました
大変参考になりました、根気強く治療を続けていける指針になります、ありがとうございました。