質問内容
1才半で左目が強度近視、弱視の気配
1才半の娘のいる主婦です。
2ヶ月前頃から時々、娘の左目が外側へズレるようになり、眼科で眼底検査を受けました。
結果、よく外れる左目が強度近視、弱視になりそうな気配があると言われました。もしかしたら、今現在の時点で、両目の視力に差があって、よく見えるほうの右目で見ようとして、左目が外れるのではないか。
斜視が原因で視力が落ちていくのなら問題だが、視力に原因があって斜視になるのなら、手術を急ぐ必要はないと言われました。
両目で見ている時もあるし、視力検査もまだ出来ないので、まだ治療はせずに、様子をみせに通院することになりました。
親としては、藁にもすがる思いで何か出来る事があれば、やってあげたいと思っています。
強度近視、弱視になる可能性があると言うのは、もう、弱視になりかかってるって意味なのでしょうか?
「子どもの目の健康マニュアル」の弱視訓練用ゲームは、1才半の娘にも喜んで見てもらえるのではないかと思っています。なんとか、今からでも出来る事をさせてあげたいです。
弱視とは、まだ言われていないのに、せっかちな親ですよね…。
質問への返信
2歳から2歳半になればメガネ
早くなにか治療を始めたいという気持ちはよくわかります。
2歳から2歳半になるとメガネが掛けられるようになります。それまでは何もしなくてよいでしょう。
現在でも視力の差があると思いますが、良い目を手で隠してまたはガーゼなどで眼帯をして近視の目でどのくらい見えるかチェックしてみてください。
眼前何センチぐらいのものなら見えていますか。
70センチくらいは見えてる
お忙しい中、お返事を下さってありがとうございます。
今日、視力がよいと思われる方の目をガーゼで隠してみました。
70センチくらい離れた鏡を見て笑っていたので、そのくらいは見えてると思います。
質問があるのですが、
1. 眼底検査ではどのような事がわかるのでしょうか?
将来、「強い近視」あるいは「弱視」になる事までわかるのですか?
2. 子どもの近視の場合、遠視を伴わない近視ってありますか?
もし、そうだとしたら、これから、どんどん近視が進んでしまうのでしょうか?
よろしくお願い致します。
眼底検査
眼底検査は近視の程度や弱視になるかどうかを見る検査ではありません。
子供の場合先天異常や未熟児などで眼底検査が重要になります。
一方、大人では成人病、糖尿病、高血圧、緑内障など、視神経の色,形、血管や網膜の出血などの異常を見る検査法です。
近視などの検査は屈折検査といいます。
2-3歳で近視が強いと成長期は眼球も大きくなるのでこれが近視が進むということです。いまから近視が強いと高度近視になることはさけられません。
特に片目の場合、弱視にならないように早期治療が必要です。視力が発達する6?7才までは治療します。
一般に近視は近くはピントがあって見えています。しかし遠視、特に強いものは、近視と違って近くも遠くもピントのあうところがないので鮮明な像を網膜に結べない、脳に送る像はいつもピンボケ状態では、その経路が発達しない、ということは近視よりは弱視になりやすいといえます。
近視と逆に子供の遠視は、成長と共に眼球も大きくなるので軽くなっていきます。
焦っていました
いろいろ教えて下さってありがとうございました。
娘は1才半で、まだ視力検査も出来ないのに、強度近視か弱視になるかもしれないと言われ、とても焦っていました。
でも、先生とのやりとりで少しづつ冷静になることが出来ました。
また、何かありましたらよろしくご指導をお願いいたします。