何故メガネをかけるだけで弱視が治るの?
何のためにアイパッチをするの?
保護者が視力のしくみについて理解していないと、長期にわたる治療・訓練を乗り切ることはできません。
弱視児のメガネは、視力を発達させるために絶対必要なもの。大人のメガネのように、鮮明に見るためだけにかけるのではありません。今は鮮明に見えないけれど、見えるようになるためにかけるのです。
そのしくみを理解できないために、メガネへの抵抗感が強かったり、何も知らない大人たちの「メガネをかけて可哀想」という言葉に傷ついたり、メガネやアイパッチを嫌がる子どもに悩んだり・・・。
正しい知識を身につけて理解することは、不安を解消します。
周囲の大人たちに弱視について説明することで、理解と協力を得られます。
保護者自身が訓練の重要性を理解し、子どもに不安を抱かせずに訓練の時間を楽しんで過ごすことが、長期間の治療を続ける秘訣です。
製作者自身の体験に基づいて開発したソフトなので、保護者の立場に立ったフォローもしっかり行っています。
まず、「解説編」で子どもの目のしくみ、発達、病気について学んでください。
現在の状態を把握し、治療方針に対する理解を深めることで、メガネに対する偏見をなくし、長期にわたる治療・訓練に臨むことができます。
子どもが楽しく検査できる「視力チェック」は、視力の発達を確認し、訓練の励みにしてください。
視力は、すぐに良くなるわけではありません。良くなってもまた戻ることもあります。悪い結果にがっかりすることなく、良くなった時に子どものやる気を引き出す材料にしてください。
ゲーム「ぐーきょろとあそぼう」は、弱視の子どもが楽しく遊べるように色や大きさを工夫し、安心して幼児を遊ばせられるほのぼのとした内容です。
決して、これを使うと視力がぐんぐん伸びる、といった怪しげな視力訓練ではありません。
幼児期は、正しく目を使いさえすれば、誰でも視力は伸びるのです。
何年にもわたってメガネやアイパッチで見る訓練をする時に、できるだけ親子で楽しく過ごせるようにと願って作られたゲームです。
毎日30分を目安に、目と手を使って遊ぶことで、脳の発達が促されます。
弱視訓練は、気楽に気長に続けることが一番大切です。
お医者さんが、どんなに易しく説明してくれても、やはり難しくて理解しがたいのが医学の分野。
正しく理解し納得した上で治療に当たるのと、疑問を持ったまま不安を残して治療を受けるのでは、治療結果に大きな違いが出ると言っても過言ではありません。
「解説編」では、目のしくみ、視力の発達、弱視のしくみなど、難しい医学的内容を、図解とナレーションでわかりやすく解説しています。
「あそんでみよう!」は、自分で絵を動かして、「解説編」で学んだことを遊びながら実感できるコーナーです。
わかりにくい目の知識も、ゲーム感覚で学べます。
親子で目の知識を深めることで、子ども自身も納得して訓練に臨むことができます。
弱視訓練中の疑問だけでなく、普段の生活で目に関して困った時は、「Q&A」をご利用ください。
子どもに目薬をさす時どうしたらいいか、普段の気になるしぐさなど、子どもの目に関する疑問を集めました。
「解説編」で詳しく知りたくなった言葉、病院で説明されたけど忘れてしまった言葉など、目に関する用語は「用語解説」で調べられます。
病院では、人見知り、場所見知りのためになかなかうまくいかない視力検査も、普段から練習していれば大丈夫!
全国の三歳児視力検診で使われている、二種類の絵視標とランドルト環の三種類の視標が選べる「視力チェック」は、0.7~0.04の視力が測れます。
結果も保存できますので、長期間の訓練の成果を記録することもできます。
視力は、良くなったり悪くなったりと一定ではなく、子どもの体調や機嫌によっても左右されます。
結果に一喜一憂することなく、良かったときに「がんばったね!」と励ます手段としてご利用ください。
保育園・幼稚園・保健所などでは、何人分でも記録保存および印刷ができますので、定期的な視力チェックにご利用いただけます。
この視力チェックの結果で、○が半分以下だった場合(特に片方の目が悪かった場合)は、すぐに眼科で詳しい検査を受けてください。
三歳から六歳までの幼児期を、メガネやアイパッチで過ごす弱視訓練。
その長い期間を、できるだけ楽しく目を使って訓練できるように開発したのが、弱視訓練ゲーム「ぐーきょろとあそぼう」です。
一般の殺伐とした内容が多いゲームとの大きな違いは、
- キャラクターが大きくて見やすい
- 操作がマウス1つでできる
- 幼児が楽しめるほのぼのとした内容
- 「塗り絵」では、はみ出さずきれいに塗れないとすぐに飽きてしまう微妙な幼児の心理にも対応しています。
- 夢中になって一生懸命見ること
- 目を動かすこと
- 目で追って手を使うこと
など、目と手を使うことで視力の発達の相乗効果が期待できるように工夫しました。
単純な繰り返しに喜ぶ三歳児から、ある程度知恵を使える小学校低学年まで、視力の弱い子から、だんだん視力が発達してきた子まで、バラエティに富んだゲーム50種類を揃え、長期に渡る弱視訓練を支えます。
※CPUが動作環境を大きく上回る機種では一部のコンテンツが正しく表示されません。収録情報をご確認の上、ご購入をご検討下さい。
基本ソフトウェア |
Microsoft Windows 95/98/2000/Me/NT4.0/XP MacOS 8.0~9.X/OSX(Classic環境のみ) |
CPU |
Win:PentiumII互換の200MHz以上 Mac:Power Macintosh以上 |
メモリ | 64MB以上推奨 |
ディスプレイ | 32000色表示以上、12.1インチ以上推奨 |
画面解像度 |
640×480 800×600ピクセル表示 ※高解像度のモニタは上記サイズに解像度を調整して頂く必要があります。 |
CD-ROMドライブ | 4倍速以上(8倍速推奨) |
その他 | 音声出力ができる環境 |
※Windows95でご利用になる場合はDirectXのアップデートする必要があります。 ※Windows環境でご利用の場合、特定の機種でOSのアップデートやドライバの更新などが必要になります。 アップデートはMicorosftのオフィシャルページまたは各社ハードメーカーのサイトをご参考下さい。(アップデートに関するお問い合わせは、弊社では対応できません。) 各商品名、及び社名は各社の登録商標です。 |
目のしくみ | 角膜・水晶体vsレンズ |
瞳孔・虹彩vs絞り | |
網膜vsフィルム | |
視神経vsケーブル | |
目で見て脳で理解する | |
なぜ目はふたつある? | |
★ピント合わせ | |
★明るさと目 | |
★目のうごき | |
視力ってなあに? | 視力ってなあに? |
裸眼視力と矯正視力 | |
字ひとつ視力と字づまり視力 | |
遠見視力と近見視力 | |
中心視力と周辺視力 | |
視野ってなあに? | |
★中心視力と周辺視力 | |
★動体視力▲正しく表示されません | |
子どもの目の発達 | 赤ちゃんの見ている世界 |
視力の発達 | |
視力が発達する条件 | |
眼球の発達 | |
★目の大きさ | |
健康な目を育てる | 健康診断で目のチェック |
テレビと上手に付き合う | |
ホームドクターを持とう | |
◆ホームドクターのメリット |
遠視・近視ってどんなこと? | 遠視・近視・正視 |
遠視ってどんなこと? | |
近視ってどんなこと? | |
遠視と近視のレンズ | |
遠視と近視の割合 | |
不同視ってどんなこと? | |
不同視チェック | |
★遠視・近視のちがい | |
★遠視のピント合わせ | |
★近視のピント合わせ | |
乱視ってどんなこと? | 乱視ってどんなこと? |
乱視の種類 | |
乱視のレンズ | |
どんなふうに見えてるの? | |
★乱視のピント合わせ | |
斜視ってどんなこと? | 斜視ってどんなこと? |
斜視の種類 | |
自宅でできる斜視チェック | |
斜視の治療 | |
どんなふうに見えてるの? | |
乳幼児の目の病気 | 先天性白内障 |
先天性緑内障 | |
先天性鼻涙管閉塞 | |
先天性角膜混濁 | |
眼瞼下垂 | |
眼球振とう症 | |
結膜炎 | |
さかさまつげ | |
ものもらい | |
アレルギー性結膜炎 | |
チック症 | |
メガネのはなし | 子どものメガネの意味 |
メガネの選び方 | |
メガネの扱い方 | |
メガネの手入れ | |
良いメガネ屋さん | |
◆メガネの必要性 | |
病院での検査 | 視力検査 |
屈折検査 | |
両眼視機能を調べる | |
目の中を調べる | |
眼球運動を調べる | |
目の位置を調べる | |
検査の流れ |
弱視の世界 | 保育園・幼稚園 |
家 | |
公園・街中 | |
小学校 | |
片目が弱視の場合 | |
弱視ってなあに? | 弱視ってどういうこと? |
どうして弱視になるの? | |
弱視の視力ってどれくらい? | |
弱視を見つけるには? | |
弱視と言われたら? | |
どんな種類があるの? | 屈折異常弱視 |
不同視弱視 | |
斜視弱視 | |
形態覚遮断弱視 |
早期治療が大切 | いつまでに治すの? |
気付かないとどうなるの? | |
ちゃんと治るの? | |
◆弱視は治る! | |
三歳児視力検診 | どんなことをするの? |
歴史と実績 | |
なぜ必要なの? | |
弱視の発見率 | |
どんな視標を使うの? | |
受診のポイント | |
弱視治療のポイント | メガネをかけて生活 |
健眼遮閉とアイパッチ | |
アイパッチのいろいろ | |
周囲の人の理解と協力 | |
治療を中断した場合 | |
◆治療を続けることが大事! | |
遊びながら楽しく | 折り紙 |
迷路 | |
ブロック・積木 | |
パズル | |
ありんこ探し | |
パソコン | |
弱視治療の実際 | 屈折異常弱視の治療 |
不同視弱視の治療 | |
斜視弱視の治療 | |
形態覚遮断弱視の治療 |
★CD-ROM版の「あそんでみよう!」というコーナーで、遊びながら楽しく学習できる項目。
◆監修の矢沢興司先生による、アドバイス映像。
▲CPUが動作環境を大きく上回る機種では一部のコンテンツが正しく表示されません。
めいろ(16種類) | 直線絵つなぎ(3種) |
曲線絵つなぎ(3種) | |
一筆書き(5種) | |
動物めいろ(5種×レベル1~5) | |
ぬりえ(13種類) | 動物(7種) |
ぐーきょろ(6種) | |
つかまえよう | つかまえよう(6種類×レベル1~5) |
いろいろあそぼう(8種類) | まどふき(6種) |
スロットマシーン(レベル1~5) | |
くっきーあわせ(レベル1~5) | |
おとあそび | おとあそび(7種類) |
マウスのつかいかた | クリックのれんしゅう(絵あわせ) |
ドラッグのれんしゅう(めいろ) |