相談室 Libraryは2003年9月まで運用していた掲示板「子どもの目の相談室」でやりとりのあったデータを掲載しているものです。
子どもの目でお悩みの方にご活用いただければ幸いです。
内容についての合法性や道徳性、著作権の承諾、正確性などについては責任を負いかねます。また、無断転載や複製等に類似する行為の一切を禁止致します。
5歳の長女が先日小児眼科を受診しました。
裸眼視力右目1.0 左1.2なのですが、手元を見るステレオ検査が一つもできず、目薬をさしての検査で遠視があるといわれました。
数値が正常2以下のところ3.75ということです。
メガネをかけるよう勧められましたが、主人も私も勇気がもてないでいます。小児眼科の先生もこのままかけずに経過を見ていくのでも良いとおっしゃっていました。
ただ、今まで集中力がなかったり、はさみを使う切り絵が上手にきれない、目の前の柱にぶつかったり、と遠視と言われて思い当たることはいくつかあります。
裸眼視力があるのに、メガネをかけたほうが本人の成長のためにもいいのでしょうか?
成長とともに治ることもあると聞きましたが、治らないと一生めがねなのでしょうか?
念のため他の眼科も受診したほうが良いのでしょうか?
お忙しいところ申し訳ございません、ご回答お待ちしております。
遠視があるならメガネを掛けるべき
5歳で3.75Dの遠視があるならメガネを掛けるべきだと思います。近くを見るのに眼はもっと無理しなくてはならず、斜視になってしまう場合もあります。
成長とともに、遠視は減ってくることが多いですが、メガネをはずすことより、網膜にきちんとピントをあわせてあげることが大切です。まずはメガネを掛けて、長期に経過を見て下さい。
弱視に対する不安の軽減や弱視訓練の不安解消などにご活用下さい。
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「カワモト アイパッチ A-1 ホワイト HP-36 乳児用(1、2才)」は、小児の斜視・弱視の治療のひとつとして、健康な目を遮蔽し弱視眼(周辺視も含む)を強制的に使わせて視力の発達を促す訓練用の眼帯です。