相談室Library

相談室 Libraryは2003年9月まで運用していた掲示板「子どもの目の相談室」でやりとりのあったデータを掲載しているものです。

子どもの目でお悩みの方にご活用いただければ幸いです。

内容についての合法性や道徳性、著作権の承諾、正確性などについては責任を負いかねます。また、無断転載や複製等に類似する行為の一切を禁止致します。

質問内容

入学後の検診で遠視を発見

入学後の検診で遠視を発見しました。この時は、裸眼で左1、2 右0、6でした。
その後病院ではかったところ、右が、裸眼で0、2、矯正しても0、6までしかでなかったそうです。右目の反応が鈍いとのことです。
今後どのような治療をしていくことになりますか。どのようなことに注意して治療をしたらよいですか。
また、今年の11月で7才になりますが、直る見込みはどの位ありますか。せめて矯正して1、0位でるようになってほしいのですが、、、。
よろしくお願いします。

質問への返信

メガネ、パッチで視力は発達

遠視不同視弱視と思いますが、遠視のメガネの度はどのくらいだったか?
普通はメガネをかけて常にピントの合った状態にしておくこと、弱視眼を強制的に使わせる健眼遮蔽、パッチという方法で視力は発達していきます。
いまかかっている先生が治療方針を立ててくれますから大丈夫です。

6才7ヶ月でも期待はできる?

久しぶりに書かせていただいております。
右目が遠視性乱視による弱視と言われて、眼鏡をつくり、今日1ヶ月後の視力検査でした。結局、悪い方の右目は、裸眼で0、6、矯正視力で0、7でした。前回は、0、6だったので少しよくなりましたが、まだ反応が悪いとのことで、アイパッチをすることになりました。
夏休みまでは、帰宅後、3時間くらい、夏休みには、5、6時間ぐらいしましょうといわれました。夏は暑いのでたいへんですが、頑張ろうと思っております。
ただ、近くの視力は、1、2まででたといわれました。よくわらないのですが、近くをみるのは、よくなったのかな?とおもいます。少なくとも勉強をしているときに、目を擦らなくなりました。
また、遠視3といわれましたが、これらのことから、わが子の遠視性弱視は、どの程度でしょうか。もし、わかるようでしたら、教えてください。
また、今、6才と七ヶ月です。状態がよくなると期待していいのでしょうか。よろしくお願いします。

遠視度3は軽いほう

いよいよスタートが切れましたね。
弱視の治療開始の年齢は速いほど良い。しかし遅くてもやるべき事はやる。
遠視度3は軽いほうです。視力もスタートの時点で矯正0.6-0.7出ているのですから、これ以上は望めません。あとは夏休に集中して少し頑張ってください。
これからも1年間は無理をせず中断せず1.0を目指して通院してください。

近見視力について

30cmの視力の事ですが、普通は矯正して遠くも近くも同じくらいみえます。老眼になると近くの視力はおちますし、近視の人は裸眼で近くはよくみえます。
逆に遠視の場合、近くがみにくい。
弱視の場合はまだ未熟な視力ですから、測定法で動揺もあるとおもいます。
ふつう距離5mでランドルト環単一視力で測定して経過をみます。

弱視は遺伝?

さっそくのお返事ありがとうございました。
左目は、乱視が少しあるだけでほぼ正常で視力もあるのであまり本人も不便は感じてないようです。弱視の右目も大きく不便をいままで感じなったようです。
ただ、もし可能であれば、矯正視力で1、0ぐらいでると本人も生活がいままで以上に楽になると思いますので、頑張ってみたいとおもいます。
今のところ、本人も納得しています。
弱視は遺伝的な要素が強いと聞いています。本当でしょうか。
主人は片目(右目)が小学校3、4年ぐらいから悪くなったといっています。(義母が他界しており、正確にはわかりません)今は裸眼で左1、0 右目0、2くらいのようです。近視のレンズをいれているのでいまは、近視のようです。30年も前のことなのでもしかしたら、と思うこともありますが、なにか関係がありそうでしょうか。
これからもがんばります。

弱視の原因は未解明

弱視の原因は、まだ解明されていません。近視や弱視も親に似るという事はあるとはおもいますが、それだけでは説明できません。ご主人の場合は単なる近視でしょう。
子供さんの弱視は軽度ですから、気楽にリラックスして治療すること、毎日少しずつ正しい見方で刺激してやると自然と力はついてきます。パッチで視力も学力も運動能力もつくような訓練を考えて楽しくやってください。

学校での視力検査

投稿者: keikei 投稿日:2002/04/18 17:08
去年の6月頃、こちらの相談室でお世話になった者です。その節は、大変お世話になりました。
あれから約10ヶ月が経ち、経過も順調で 悪かった方の右目も矯正視力で1、0?1、2あたり出てきました。将来は、眼鏡も外せる可能性もあると言われております。夏?秋にかけて頑張ってアイパッチをした結果、夏休みの終わりには、視力も出るようになりました。
発見が、6才と7ヶ月と遅かったにもかかわらず、視力が出てきてホットしております。
眼科の先生に、アイパッチをしっかり続けるとちゃんと結果がでてくるとほめて下さいました。なぜか本人がアイパッチをすることをいやがらず、また、したまま外出することも気にしなかったのでとても効果があったようです。
6才を過ぎたこどもでも、視力が出てきますので、みなさんも頑張っていただきたいと思います。
新たに疑問が出てきてしまいました。今日、春の学校で視力検査をしたのですが、眼鏡をかけたまま、機械をのぞいて視力を測ったそうです。(なんという方式の視力検査なのかわかりませんが、、) 視力検査の結果は、0、7だそうです。学校では、矯正視力は測れないといわれました。治療している眼科では、1、0?1、2といわれていますが、この結果の差はなんでしょうか。 いわゆる眼鏡をかけた視力と矯正視力とは、違うものなのでしょうか。
学校での視力検査で1、0でなかったのでまた少し不安を感じでおります。
よろしくお願いいたします。

めがねをかけた視力が矯正視力

めがねをかけた視力が矯正視力です。
学校の検査は器械を覗いたそうですが、普通5Mで測定した視力が正しいと思ってください。
弱視治療によって視力は1.0に発達してきたといってもまだ未熟ですから条件によっては見にくいこともあります。先生の視力を信じてください。

眼科での視力を信じたい

投稿者: keikei 投稿日:2002/04/21 00:14
お返事ありがとうございました。
眼科での視力を信じたいと思います。通っている眼科でこの次の視力検査に10月頃来るように言われております。
発達がまだ未熟であるようですが、次回の検査までこのままで大丈夫でしょうか。また視力が下がってしまうことは、ありますでしょうか。
よろしくお願いいたします。

安定した視力が身につく

大丈夫です。遠視性乱視、遠視度は3くらいであれば、このままメガネは続けること、多分遠視も軽くなって、安定した視力が身につくとおもいます。
低学年のうちは、スタートが遅かったのでまだ油断しないように。

眼鏡をすることをいやがらない

投稿者: keikei 投稿日:2002/04/25 13:14
ありがとうございました。
遠視性乱視、遠視度については、わかりません。次回 眼科へ行った時に今後の治療のことも含めて聞いてみます。
本人は、眼鏡をすることをいやがらないので助かっています。
また何かありましたら、よろしくお願いいたします。
また、今治療中のみなさん、諦めずにコツコツと頑張ってください。

弱視治療経過と視神経の色

投稿者: keikei 投稿日:2002/09/02 11:43
以前、Y先生にお世話になったものです。
その後、治療を続けています 。
6歳5ヶ月で右目の弱視が見つかり、現在7歳9ヶ月になります。弱視の右目は、3月末に測った矯正視力は、1、2でした。
その後、4月の末、学校で測ると0、7で、先月末に病院で測ると0、9でした。学校の検査は正確ではないとして、病院で測った時に、まちまちの結果になります。訓練師さんの話しですと、問題はないとのことですが、実際はどうなのでしょうか。12月の末に 点眼し正確な度数を測りレンズの度を下げられるようだったら下げましょうと、言われております。
もう一点、大変気になることがあります。
弱視の右目の視神経が緑内障の色に少し似ていると言われたことです。今まで一度も言われたことがなく、大変ショックを受けています。現在は、特に変わったこともなく、生活をしていますし、眼圧(空気と吹き掛けるタイプ)を測りましたが、正常値の範囲だそうです。年令が小さいので先天的なものでしょうが、大きくならないと緑内障の検査はできないので、様子を見ましょうといわれました。
4月から担当医が変わり、少し不安を持っております。こんなことを言って申し訳ないのですが、以前の先生より若いので、とくに緑内障については、不安があります。
どうか助言をいただければ、ありがたいです。長々と申し訳ありまん。

気長に経過を見る

遠視不同視性の弱視だったんですよね。
弱視に関しては今の主治医の先生のおっしゃるとおりでいいと思います。弱視だった目は健康な目より視力のばらつきは出やすいですし、遠視が少しずつ減ってくることもありますので、12月にもう一度メガネの度を検討するということでいいと思います。
さて緑内障ですが、遠視の場合、視神経の色は赤っぽいことが多いです。それが白っぽいので、緑内障を疑っているということだと思います。
確かに詳しい検査はもうすこし大きくならないと正確にはできないので、いまのところ緑内障を念頭において経過を見るということだと思います。
先天性の緑内障の場合は隅角の形の検査ガ大切です。緑内障はふつうは自覚症状がありませんので、眼圧、視野、視神経の色で経過を見ます。
たいへんゆっくり進行するものなので、気長に経過を見ることが大切です。治療は点眼薬が主流になりますが、先天性の場合は手術が大切なこともあります。

正常の人の視神経は何色?

投稿者: keikei 投稿日:2002/09/06 09:55
お忙しい中、ありがとうございました。弱視の方は、12月の検査まで待ちたいと思います。
緑内障の方ですが、気長に経過を見たいと思います。
遠視の場合、赤っぽい色の視神経をしていることが多いとのことですが、正常の人の視神経は何色をしているのでしょうか。白っぽいということと、弱視の度が弱いということと何か関係があるのでしょうか。

色の説明には限界

ここで色の説明をするのは限界があります。病院で説明してもらうか、緑内障のページ(たくさんあります)で調べてください。
たとえば
http://www.santen.co.jp/health/ryokunai.html
にはカラー写真が出ています。
視神経の色が白いということは、視神経が弱っているということを意味します。ご心配はお察しします。
将来は緑内障も遺伝子診断ができるようになると思いますが、今のところは経過を見ていくしかありませんね。

しばらく経過を見て行きたい

投稿者: keikei 投稿日:2002/09/06 18:05
いろいろありがとうございました。
慌てずに、しばらく経過を見て行きたいと思います。

学校の席について

I先生、御無沙汰しております。
本日点眼し視力を測り、メガネの度を少し下げることになりました。
少しずつですが、よくなってきているようです。
治療を始めて1年半、11月に8才を迎えました。少しでもよくなるとうれしいものです。とりあえず、不便な生活はしていないようです。
学校の席の場所についてお伺いします。特に場所については、どこに座っても問題はないのでしょうか。今までは、前から3列目まですわっていました。後ろの方の席になったこともありませんし、端の方(黒板を斜めに見る)の席になったこともなかったのですが、ふと心配になりました。何か問題になる場所がありましたら、お教えください。
それから、『めぐちゃんママ』のお話を読んで思い付いたのでお聞きします。身内には、弱視の人は、いません。しかし、実父が昔(私のこどもの頃)、遠視だと言っており、視力が2、0あったように記憶しております。また、私も一時期、2、0まで見えたこともあります。遺伝するものということなので、構造的に何か遠視(弱視)になる素質があったのかなと勝手に思っております。いかかでしょうか。
但し、現在、父は、老眼、私は、近視です。
よろしくお願いいたします。

あまり気にする必要はない

学校の席についてはあまり気にする必要はないと思います。
だれでも斜めからでは黒板が光って見にくいものです。ですから公平を期する意味でも席替えがあるのだと思います。
遠視の家系には遠視の人が多い傾向はあると思いますが、必ず、というものでもないです。近視にも遺伝的な近視の場合と、生活環境などで近視になったと思われる場合があります。

安心しました

投稿者: keikei 投稿日:2002/12/27 23:44
お忙しい中、ありがとうございました。
席については、安心しました。今まで、特にこちらから先生にお願いを した分けでもないのですが、背が低いこともあり、前の方であったようです。弱視であっても場所は、関係ないとのことなので、よかったです。
遠視、近視についてもよくわかりました。ありがとうございました。
また、何かありましたら、お願いいたします。

「子どもの目の相談室・掲示板」の過去の記事

弱視に対する不安の軽減や弱視訓練の不安解消などにご活用下さい。

内容についての合法性や道徳性、著作権の承諾、正確性などについては責任を負いかねます。また、無断転載や複製等に類似する行為の一切を禁止致します。

目に関するよくある質問

「子どもの目の相談室・掲示板」などで何度も繰り返し質問された弱視などの目の病気に対する疑問をまとめました。

Learn more

相談室Library

2003年9月まで運営していた「子どもの目の相談室」のデータをまとめたものです。主に眼科医が弱視治療などに対する回答をしています。

Learn more

【広告】カワモト アイパッチ A-2 ホワイト HP-30 幼児用(3才以上)

通気性にすぐれ、刺激の少ないアクリル系粘着剤を使用した眼帯です。斜視や弱視の予防と訓練のためにお使いください。

【広告】カワモト アイパッチ A-1 ホワイト HP-36 乳児用(1、2才)

「カワモト アイパッチ A-1 ホワイト HP-36 乳児用(1、2才)」は、小児の斜視・弱視の治療のひとつとして、健康な目を遮蔽し弱視眼(周辺視も含む)を強制的に使わせて視力の発達を促す訓練用の眼帯です。

PAGE TOP